業界自体が不振であろうと、
そのなかで頭一つ飛びぬけることはできます。
おもちゃ業界は
少子化の煽りを受け不振ですが、
任天堂はおもちゃ業界のガリバーです。
しかし業界団体である
日本玩具協会に加盟していません。
繊維業界も、
新興国の追い上げがあり
不況続きです。
しかしユニクロやしまむらは
業界団体に加入していません。
任天堂はトランプ、花札の会社でしたが
二代目の山内社長が、
コンピュータゲームに打って出たのです。
それは
子どもにターゲットを絞る世界的な企業が少なかったからです。
そのスキマ産業を狙いました。
世界規模であれば国内だけではないので
大きな市場になります。
トップに君臨する企業は、
その業界で起きていることには左右されることなく、
もっと客観的に市場を見ています。
業界の後ろ向きな部分ではなく
前向きな部分に焦点をあてます。
既存の業界企業を意識することによって弊害も起こります。
抜け駆けもできません。
右へならえで突出する企業にはなれません。
業界一になるためには
業界を超えた視点を持つことです。
起業家ゼミナールのHPでは、
起業家が学ぶべきことを毎日発信してまいります。
実際の講義では、実例を交えて解説しております。
明日は
1:1ビジネスの限界について、
ご紹介します。
以上、起業家ゼミナール運営の荒木でした。