京セラ創業者
稲盛和夫氏の言葉を借りますが、
人間は性善説と性悪説の二つだけではありません。
最も人間の性質を言い当てているのは、
「性弱説」です。
人間は弱い生き物です。
不正できる場所に置けば、不正をする。
正しい行いをさせるような場所に置けば、不正はしない。
本来人間は善にも悪にもなれるのです。
防犯カメラは、性弱説をよく物語っているでしょう。
悪い状況に、
従業員を置かないことが肝要です。
台湾の経営者が中国でビジネスをするときには、監視カメラをつけます。
それも監視していることを宣言するのです。
そうしないといくらでも不正をするからです。
これは極端な例ですが人間は弱い生き物であることを
頭に入れて環境を整えるべきでしょう。
起業家ゼミナールのHPでは、
起業家が学ぶべきことを毎日発信してまいります。
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明日は、
マーケティング優位性について、
ご紹介します。
以上、起業家ゼミナール運営の荒木でした。